彼氏のことを友人に相談する？　それには注意が必要です

「他人の不幸は蜜の味」などというヒドイ言葉がありますが、あなたのことを大切に思ってくれている友人なら、そのようなことは無いでしょう？

けれど、実際に仲の良い友達に相談したところ、「それってたいした悩みじゃないじゃん！」と言われてしまったことはありませんか？　こんなに悩んでいるのに、不安なのに。信頼できる友人だからこそ、彼氏の事を相談したのになぜ？と疑問に思う人は結構いらっしゃいます。

それはなぜかわかりますか？

ご友人は、あなたが相談した内容のみで、表面的な事象だけを簡単に判断しているのか、それともあなたをうらやましいと思っているかでしょう。

例えば、彼氏がしょっちゅうメールや電話をしてくるという悩み。メールや電話をくれるのは嬉しいけれど、「やきもちやきなのかな？」「束縛されたらどうしよう」「もしかしてストーカー性質？」などなど、やっぱり真剣に悩みますよね。

けれど、彼氏のいない友人や、彼氏がいてもあまり連絡がとれない関係の友人が、その悩みを聞いたらだったらどうでしょう。「連絡をくれるだけいいじゃない」「マメな男性なんて貴重なのに」「もしかして、それだけ愛されているってノロケ？」そんな風にとられてしまうこともあるようですよ。

感覚と言うものは人それぞれ違うもの。電話やメールを面倒だと考える人もいれば、すぐに返信が欲しいと思う人もいます。いくら仲の良い友人でも、彼氏ができたらあなたと同じ感覚で男性とつきあうとは限りません。

また、あなたの事を想いやるあまり、それはあやしいと思う事でも、プラスのことのように言って、慰めてくれる友人もいるでしょう。そうです。あまりにも、自分に近い立場の人に相談することは、いろいろな意味で公平ではないことが多いのです。

特に、彼氏相談は異性に関すること。ドラマでもよくありますよね。ある幸せなカップルを邪魔しようと企んでいる人がでてきたり、友人の言葉をうのみにして、彼氏や彼女を疑ってしまったり。やはり、そこに利害関係がうまれては、正しい判断はできないのです。

恋愛に関していうのなら、第三者的な眼での判断はとても重要です。もちろん、彼氏のことを熟知している友人だからこそ答えられることもあるかもしれませんが、なかなかそういう友人もいないでしょう。彼氏相談において、多くの経験や体験を重ねた人生のベテランの意見は深みがあります。あなたが気付いていなかった真実が、しっかり見えてくる事でしょう。

2019.07